◆前向きに『捨てる』◆

今年も、残すところあと3日となり、明日で仕事納めとなる会社も多いことでしょう。
職場でも家庭でも、年末のけじめのひとつとして、『大掃除』をするのが一般的ですね。

大掃除をするといつも感じることは、これは使うかも知れないから置いておこうと思って保管していたものに限って、何一つ手をつけることもなく1年が過ぎて、結局、数年同じ事をして最後には捨てる羽目となってしまうものです。

ものを大切にするということと、『前向きに捨てる』ということは区別してもいいことだろうと思います。

心の世界でも、それと同様のことに日常的に遭遇しているものです。

今までやってきた習慣だから、時代の流れや状況が変化しても変えずに居ると決め込んでしまうと、気づいたときには、時勢に取り残されて、それを後日追随するのに、多くの労力を要することもあります。 『思い込みを捨てる』ということの例です。

あるいは、何かの問題に直面しているときに、
雑多なことも含めてあまりに多くのことを同時に抱え込んでいると、心までもが飽和状態となって、思い悩むだけで体が全然動かないということもあるでしょう。

そんな時こそ、全部抱え込もうとしている気持ちを一度捨てて、身軽な心になるとわかることですが、抱え込んでいることの多くの部分は大したことじゃなくて、

落ち着いて段取りを考えながら、問題の絶対数を減らすことに動き出してみると、解決の光が見え始め、

結果として、目の前に高い壁のようにそびえ立っていた問題も、解決してしまうものです。

『前向きな気持で手放す』ということは、問題解決のための大切な考え方の一つじゃないでしょうか。